海に浮かぶごみたちは、
いったいどこからきたんだろう?
それはあなたの街から
やってきたのかもしれません。
日本財団・瀬戸内オーシャンズXは、
美しい瀬戸内海を守るために
一冊の絵本をつくりました。
『海をたすけるももたろう』
ごみ箱に入りきらなかったペットボトル、タバコの吸いがら、どこからか飛んできたレジ袋、ポイ捨てされたごみ・・・街で生まれたごみは、風に運ばれて川へと行き着きます。
どんぶらこ、どんぶらこ。川に流されて、ごみは海へと行き着きます。海のごみは、海水を汚し生き物に深刻な問題を与えています。
街のごみを減らせば、川や海に流れ着くごみを少なくすることができます。瀬戸内のみんなで力を合わせて、大切な瀬戸内海を守っていきましょう。
瀬戸内の美しい海を守るため、
桃太郎なりきりセットを着て、
「鬼退治」ならぬ街の
「ごみ退治」を実施しました!
日本財団は、岡山県岡山市の
街ごみの清掃を行う
「桃太郎deごみ拾い大作戦!」を
3月26日に開催しました。
イベント当日は、15組43名の親子が参加しました。
清掃活動前には、子どもたちへ「海をたすけるももたろう」の絵本の読み聞かせを実施し、楽しく海洋ごみ問題を学びました。
「海をたすけるももたろう」に出てくる桃太郎に扮した子どもたちは、笹ヶ瀬川までの用水路沿いを清掃し、レジ袋やタバコの吸い殻から、フライパンといった日用品まで、約43kgのごみを回収しました。
これからゴミをきちんとすてようと思った。
家の前の公園でもゴミひろいをしたいと思った。
子どもはすすんでゴミを拾っていて感心しました。
地球環境に興味を持っているので、身近なことから体験できてよかった。
海ゴミの大部分が街ゴミから来ていることを知らなかった。
子どもも興味をもってゴミをたくさん拾っていて、環境問題の意識を持ってくれたと思う。
瀬⼾内海に⾯する4県(岡⼭県、広島県、⾹川県、愛媛県)と⽇本財団は連携協定を締結(2020年12⽉)し、自治体を越えた広域の連携体制のもと、外海からの海洋ごみ流入が少ない閉鎖性海域である瀬⼾内海で海洋ごみ対策を進めています。
日本財団は、日本最大の社会貢献団体です。2022年に60周年を迎えた私たちは、ボートレースの売上金からの交付金を財源に、海洋環境・子ども・災害・障害者など、国内外の幅広い社会貢献活動を支援しています。